どもりは「脱力、リラックス」で治す!

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人間は「緊張」すると自然と身体に力が入る様に出来ています

これは人間の防衛本能に関係していて

動物として最も基本的な身体の動きや反応を司る小脳の働きによる物です

熱いヤカンに触れて即座に手を離す行為や

急に驚かされた時に無意識に手を胸の当たりに持ってきてしまうのも、

石やヤリでマンモスを追っていた常に死と隣り合わせの時代から

脈々と受け継がれてきた小脳の生命を維持するための機能なわけです

文明が発達するにつれ人間は自分たちを脅かす動物を締めだし、

人間だけのコミュニティを形成し、

生活圏の中から「尖ったもの」や身体を傷つけそうな物を排除し柔らかい毛皮で覆い、

高い所に移動する時足を滑らせないよう段(階段)を作りました

命を脅かすリスクのある物を抹消していったのです

そして時は流れ

人間の住みやすい環境が整った今(現在)でもまだ、

何か危険が迫った時緊張して力む反応をしてしまいます

人間の脳に生命維持のための機能が今もなおしっかりと備わっているということです

しかし、

この「力む」という反応は人間を守る「生命維持装置」という

都合の良い側面だけではありません

例えば、スポーツの世界において、力んでしまう事は良い結果に繋がりません

プロ野球選手がバッターボックスで構えている時無駄な力は一切入っていません

球を打ち返すインパクトの瞬間だけ力を爆発させ、

すぐさま反動をしなやかに受け流します

プロのゴルフインストラクター曰く初心者の指導で一番難しいポイントは

いかに余計な力が入っているかを指摘し改善させる事だそうです

どうしても無意識に力が入ってしまう筋肉がありそれは意図して訓練しない限り脱力させる事は

難しいという事です

これは「話す」という基本的な行為にも当てはまります

ヒトは力むより抜く方が難しい

大勢の前、初対面の人、目上の人、嫌いな人、異性の人と話す時

緊張して力み、ぎこちなくなるのは至って自然な反応です

どもり(吃音)の人は

「喋らなければ」

「止めたらダメだ」と思い

無理に言葉を出そうとして必要以上の力を

腹部、胸部、喉、舌、唇にかけてしまいます

緊張感に加え吃音の不安や恐怖感で余計力が入り

慣れ親しんだ間柄でさえ少しでもどもりや吃音の症状が出そうになると瞬間的に力んでしまいます

緊張がどもり(吃音)の誘発を手伝ってしまっている状態です

脱力して話すために次の事を意識してください

 

1.言葉が出ないからといって力に頼るのを止める

言葉が出ないのを力で律するのは不可能です

見ていて余計不自然に見えてしまいますし、力ずくでは言葉はでません

例えどもったとしても

「筋肉を硬直させてどもる」

「力が抜けてどもる」にシフトしてください

 

2.息を吐くことに集中する

どもり(吃音)は決まって最初の一言目が一番の山です

最初の一言目を過ぎてしまえばあとは出てくる傾向にあります

他の記事でも紹介しましたが最初の一言目は言いにくいので

初めからはっきり発音する事より囁き声っぽくなってよいので

最初の一言目にしっかり「息を出す」事を主眼に置いてください

こうすることで口、喉、アゴ周りの筋肉がフリーズしてしまうのを防ぐ事が出来ます

 

3.喉では無く口腔内から声をだす

言葉が詰まっている時必ず喉や口に力が入っています

正確に言うと無理に声を押し出そうとしている状況です

「声を出す」と聞くとどうしても喉に意識が向かってしまいますが

強引に喉に意識を持っていき喋ろうとしても

声のトーンが変化しわざとらしく不自然になってしまいます

それよりも響きを喉から口腔内へと響きを前に持ってくる感覚です

 

 

以上の三点を意識してみてください

 

力に頼らないで息を吐く事を意識しながら響きを前にもってくる

言葉にすると何だか難しいですが一日一個ずつでいいので意識してみてください

どもる時や言葉に詰まる時は基本的に力に頼ってしまう傾向にあります

それは余計たどたどしくなり一言目を連続させてしまいますので

リラックス&脱力で話せる方向にシフトしていきましょう

 

 

本気で吃音を治したい人はこちらをご覧下さい

唯一私が推奨する治療法です

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